お客さまに支持されつづける会社であるために必要なこととはなんでしょう。
当社は、1946年の創業時には、帆布、ゴム布生地使用学生かばんの製造所として出発。その後、17年間のクラリーノ学生かばん専業メーカーを経て、中高生の通学かばんの自由化を機に、昭和59年にランドセルの製造をスタートしました。
約40年を経過し、現在では業界トップ3の一角を占めるランドセルメーカーとして、大手スーパーや百貨店向けのOEM製品のほか、自社ブランドの製造販売で多くのお客さまのご支持をいただいています。
2000年にはISO9001を取得し、「子どもたちに喜ばれる通学かばんの提供」を品質方針として、お客さまの 声を反映した商品作りに真摯に取り組んでいます。
当社が長年にわたり大切にしてきたことは、革新と自己変革を恐れず、環境変化に柔軟に対応すること。そして、オリジナル・ブランドの企画開発と製造、直営小売店舗での販売という、ものづくりから販売までグループ内で一貫した取り組みを行うことです。
高品質のものづくりに責任と誇りを持つだけでなく、その商品をいかにお客さまに届け、お客さまのご希望を反映した商品づくりに活かすことができるのかが重要です。小売店舗やショールーム、そしてインターネット販売を通してお客さまのニーズを的確に掴み取り、品質、デザイン、技術、そして販売方法についても、日々、改良と革新を重ねてまいりました。
直営小売店での販売まで含めて、一貫してものづくりと捉えることで、お客さまとの信頼関係や対話はより深いものとなり、それが今日の成果へとつながっています。グループ社員が一丸となり、心を込めてお届けする高品質の商品が、そのままお客さまのご満足となる、いい循環が生まれているのです。
しかし、ランドセルメーカーとして飛躍を目指す一方で、少子化の時代では、あたらしいオリジナリティを獲得していくことが強く求められています。ハシモトグループでは、ランドセルのほかにも、ビジネス用バッグや婦人用バッグなど、ハシモトならではのものづくりを目指し、オリジナル商品の企画・販売をスタートさせています。
これからの時代のニーズを掴み、人々のこころや未来をより的確に包むものづくりへ。わたしたちハシモトグループは、これからも環境変化に果敢にチャレンジしながら、多彩な「入れ物」文化の向上に努めます。
そのために、これまでの製造から小売りまでのSPAへの取り組みをさらに拡充させながら、お客さまに支持される、選ばれる企業でありつづけます。顧客や株主、取引先、そして地域社会との信頼関係を大切にしながら、社員一人ひとりが協力し合い、働きがいを感じられる企業を目指します。
日々の革新と人々の未来への期待に、限りはありません。
私たちの目の前には、素材の数だけ、人の想いの数だけ、無限の可能性が広がっているのです。